井戸とお水について

Villa Blueのお水は、地下深くから汲みあげている天然の地下水です。いわゆる、富士の伏流水というやつですね。

その深さ、なんと約72メートル。

小学校で走った、50メートル走や100メートル走を想像すると、なんだそんなもんかー、と思われるかもしれません。

ですが、横ではなく縦です。自分より身長が10cm高い人でもとても高く見えますよね。横と縦とはかなり感覚が違うのではないでしょうか。

ちなみに、東京ドームのグラウンド面から最高点までの高さが61.69メートルだそうです。この井戸は、その高さよりも深く掘ったことになりますね。

マンションでいうと、20階くらいに相当するそうです。

この深さを、何十年もかけて濾過されたお水になります。もしかしたら何百年かも!?

土地によっては、20メートルや30メートルで水源に到達するところもあるようですので、Villa Blueの井戸は深い部類に入るようです。

一般的に井戸は地下深い水源から取水しているものほど水量は安定し水質もよいと言われています。

Villa Blueの背後には、山梨百名山の1つ、足和田山がそびえています。Villa Blueより奥地には住居も店舗もなく、山しかありません。

そんな環境ですから、綺麗でおいしいお水に違いありませんね。

70メートル超の地下深くから汲みあげている天然の地下水
70メートル超の地下深くから汲みあげている天然の地下水

間違いなくおいしいお水ですので、そのままご提供したいところですが、小さな子供からお年寄りまで、より安心してご利用いただくために、Villa Blueでは最低限必要な消毒処理をしています。なんだかもったいない気もしますが、万が一があってはいけません。

なお、ミネラルウォーターもご用意しております。富士山周辺の水源から採水されたお水で、濾過・殺菌された市販のミネラルウォーターとなります。

飲み比べてみるのも一興かもしれませんね。

テニスコートについて

今回はテニスコートについてご紹介します。

Villa Blue 富士河口湖のテニスコートは、砂入り人工芝コートが1面です。

1面しかないプライベートコートですので、周囲を気にすることなくプレーすることができます。

足腰に優しいサーフェスで、水はけがよいため、多少雨が降っていても、また雨上がり直後でも、すぐにプレーすることができます。

もちろん規定通りのサイズとなります。コートの周囲も、ベースラインから6.4m以上、サイドラインから3.66m以上、という公式試合に対応した広さとなっています。(硬式テニスの場合です。)

Villa Blueの建設にあたっては、どの工事も地元の業者さんにお願いする、という基本方針で進めておりますが、テニスコートの仕上げのみ、例外として専門の業者さんに東京から来てもらいました。

フェンスは、ベースライン側1面が4m、サイドライン側2面が2mの高さを取ってありますので、通常のプレーで、強い打球のボールが外に出てしまうことはおそらくあまりないと考えられます。(現在は全て4mになっています。2021年5月補記。)

ベースライン側のもう1面はヴィラに面しており、ヴィラのデッキやリビング、テラスの目の前にコートがあるという位置関係です。いわゆる、テレビでテニスの試合を観る時の角度になります。テニスコートの先には、河口湖が臨める素晴らしい眺めです。

デッキには転落防止用のフェンスがありますが、強化ガラスを採用しており、ボールが当たっても大丈夫ですし、ガラス越しにコートを見られるようになっています。

テニスのプレーの妨げにならない範囲で、簡易的なフットサル用のラインも引いてあり、例えばお連れのお子様がテニスに飽きてしまったときなどは、ミニサッカーやフットサルでお楽しみください。ご予約時にご要望いただければ、簡易ゴールをご用意しておきます。(現在は簡易ゴールの貸し出しをしておりません。2021年5月補記。)

テニスコートの色は、ブラウン系の色となります。これは、自然公園法の制限区域であるため、建築構造物の色にも制限があるため、緑や青のコートがつくれないためです。

一見すると、クレーコート!?みたいに見えるかもしれませんが、砂入り人工芝コートとなります。プレー終了後は、ブラシをかけるだけでOKです。

以下、コートが完成するまでの何枚かの写真を掲載します。

何もないところからコート造成スタートです。
何もないところからコート造成スタートです。
擁壁をつくる準備です。
擁壁をつくる準備です。
鉄筋をたくさん入れて強度を高めます。
鉄筋をたくさん入れて強度を高めます。
囲いの中に鉄筋を入れていきます。
囲いの中に鉄筋を入れていきます。
擁壁の最終形が見えてきました。
擁壁の最終形が見えてきました。
控え壁もしっかりしていて強度バッチリです。
控え壁もしっかりしていて強度バッチリです。
土を入れ、転圧をしっかりしていきます。
土を入れ、転圧をしっかりしていきます。
擁壁完成です。
擁壁完成です。
仮のフェンスがつきました。
仮のフェンスがつきました。
フェンスも完成です。テニスコートの全景写真はまたのお楽しみです。
フェンスも完成です。テニスコートの全景写真はまたのお楽しみです。

建設地について

今回は建設地の選定についてのお話です。

テニスを思う存分に楽しめる場所をつくりたい!

首都圏から1時間半以内程度で行けて、静かで環境のいい場所に、テニスを思う存分に楽しめる場所をつくりたい!

といった目標を掲げ、建設地の候補として各地を廻りました。

有名な別荘地はもちろん、各地の地方都市も含めて、いろいろです。

新築は当初想定しておらず、テニスコート付の別荘として売りに出ているところはないか、使わなくなった企業の保養所でテニスコートがあるところはないか、といった物件をいろいろな土地の不動産屋さんにあたりました。

が、売りに出ているところでは全くいいところがなく、切り替えました。

条件に合って、できるだけ安く手に入る土地を探そう、と。そこに新たにつくってしまおう、と。

・予算内であること
・首都圏から1時間半以内で行けること
・テニスコートと宿泊施設がつくれること
・自然に囲まれた土地であること
・眺めのいい土地であること
・温泉が近くにあること
・コンビニ、大型スーパー、大型スポーツ店、ホームセンターまでどれも全て15分以内で行けること

この条件を満たす、奇跡の土地が、今回見つかった河口湖の土地でした。

奇跡の土地が見つかりました
奇跡の土地が見つかりました

今回建設することになった土地は、富士箱根伊豆国立公園の中に位置するため、自然公園法の制限により、建築には厳しい審査をクリアする必要がありました。

この審査をクリアするべく、素晴らしい一級建築士さんと出会えたのが2017年の12月のことでした。

建築士さんの絶大な力により、山梨県知事の許可が下りたのが2018年5月、着工が6月、2019年2月現在でまだ建築中ですが、建築士さんとのメールのやり取りは既に700通ほどになっています。

ということで、今回は建設地の選定についてのお話でした。